誕生日外食

 昨日8月6日は広島原爆忌であるとともに、毎年吉例(笑)、カミさんの誕生日であった。

 自分以外の誕生日って、何でもないときには覚えてても、いざその日が来たらすっかり忘れてしまったりするのよね。いや他人だけではなく自分の誕生日もこの歳になると忘れてしまうことがあるくらい(苦笑)。
 でも今年は珍しいことに覚えていた。但し、覚えていただけで具体的に何をプレゼントにするか思いつかなかったんだケド(笑)。

 結局、ナニにしようか、と本人に尋ねると「外食!」とのこと。よっしゃぁ、とばかりにカミさんの仕事の帰りを迎えに行ったその足で都会のほうに車を向ける。
 ドコに行く?何を食べる?と衆議(…二人でも衆議かぁ(笑)?)。先日新しくオープンしたパスタ屋(このパスタ屋はハズレ(苦笑))に行く途中に見かけた「とんかつ」の看板をカミさんが思い出し、久しぶりにトンカツは?賛成!と一決。

 二人とも岡山特産ピーチ豚を使った「ピーチヒレカツ膳(@1,550円也)」を注文。ご飯は「白」「麦飯」「十六穀米」から選ぶ。私は「麦飯」、カミさんは「十六穀米」を選択。タレは二人とも辛口。
 肝心のカツは、衣サクサク、中のヒレ肉はすごく柔らかく、ロースより脂が少ないのにジューシーな感じ。とても美味しい。

 レジで支払いを済ませ、帰り際に今食べたばっかりのお膳の食品サンプルが眼に入り、アッと声を上げた。
 というのも、お膳を運んできたおねいさんから「『ご飯』『お吸い物』『お漬け物』『キャベツ』はお代わり自由なのでお申し付けください」と言われたものの、目の前のお膳には漬け物が載ってないのになぁ、と瞬間思い、更に食事も終わりかけてご飯が二口くらい残り、二人とも漬け物があればいいのにね、と話していたからだ。
 で、その名残惜しく思った「お漬け物」が目の前の食品サンプルの「ご飯」の横に鎮座ましましているではないか(笑)! 早速カミさんが戻って漬け物載ってなかったよと言上。もちろんクレーマーでは無いので引き換えに何かを要求することは無く(笑)、おねいさんの「シマッタ!」顔を眺めながら店を後にする。

 残った「ご飯」には「漬け物」が必須である年配者にとってはそれだけが惜しかったが、総じて合格点。リピートしても良いけど、通常の通り道から外れていてワザワザ出かけなきゃいけない場所なので、また来れるかなぁ…あ、200円サービス券2枚を貰ったから一度は必ず足を運ぶだろうなぁ(笑)。