昔タバコ灸、今(金鳥)蚊取り線香灸

 味噌灸で思い出した。昔はタバコ灸だったけど、煙草をやめて15年くらいになるので、今は線香、それも蚊取り線香(更に言えば金鳥蚊取り線香ね。匂いが他のメーカー、つまりフマキラーとかベープより断然好き。値段は金鳥が一番高いけど金額には代えられん)、…何の話やったっけ?…そうそう、お灸。

 皮膚が比較的強いので、“蚊”程度なら爛れることもなく、痒みを伴った赤い腫れも、ボリボリ掻いて爪で表面に十文字・米文字を書いておけばそのうち消失してしまう。
 でも“蟻”に刺された(蟻は刺すのか?噛むといったほうが正解か)場合は、しつこく厄介な痒み、それも直接その場所を掻けば痛みが一週間ほど続く。

 その蟻の痒みに威力を発生するのがタバコ灸(今は蚊取り線香灸)。ポツンと赤く腫れた小山の上に5mmくらいまでゆっくり近づける。そのうちジワジワ熱さを感じだし、段々チチチ…アチッ!と我慢が出来なくなると離す。それを2〜3回繰り返すと痒みは感じなくなり、そのあと半日くらいは持つ。
 また痛痒いな、と思ったら夜なら蚊取り線香に点火して蚊取り線香灸。昼間は休憩時間に喫煙者にタバコをちょい拝借してタバコ灸。

 タバコを止めてから功罪の「罪」しか思いつかないけど、この時だけは「功」を認めてやってもいい…かな(^^;。