裁判傍聴メモ vol.002 (月)

★この記録は私的に公開するものであり、引用・転載禁止とする。
★著者は法曹界に身を置いたことが無いド素人のため、使用する語句に誤用のおそれ大。優しくご教示賜れば有難い。
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某月某日(月) 岡山地裁
0950-1000 100号 (罪状不明)
(開廷時刻に間に合わず途中、と言うか終わりがけから傍聴)
 飲酒運転で事故(ひき逃げ?)を起こした車に同乗?
懲役3年半。同乗していただけで?
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1000-1050 100号 窃盗事件 審理
 コンビニで剃刀替刃を万引きした事件の審理だが、複数件起訴(少なくとも6件)で今回は起訴順3番目の事案。法廷両脇のディスプレイで防犯カメラ映像が傍聴できそうだったが、機械の故障で?結局関係者のみが見るだけになり、その間傍聴席は静かな法廷内に所在無く放置(笑)。
 次回公判は起訴順2,6番目の審理らしい。長丁場になるんだろうな。
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1050-1100 208号 暴行・傷害 判決
 入廷時、手錠・腰縄無しの所を見ると保釈中か?
 事件内容は酒に酔って見ず知らずの通行人に暴行したもの。
 「主文、被告人を懲役2年の刑に処す。但し、この判決が確定した日から4年間執行を猶予する」
 通りがかりに言った言葉が気にくわないので持っていたメリケンサックだの鉄パイプだの、元来粗暴な人間の模様。
 主文の言い渡しを後にした(そんなに珍しくない?)が、判決文朗読中に斜め前に座っていた初老男性には執行猶予が付いたと理解できたらしく、ほっと肩の力を抜いたのが分かった。
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1100-1155 208号 傷害、覚醒剤取締法違反 新件
 2年前の金銭トラブルの相手と偶々コンビニで遭遇し、利き手でない左の手の平で殴って逮捕。その後尿から覚醒剤成分検出。一ヶ月半拘留されたが、同居の内縁の妻が保釈金250万円を工面して保釈中。
覚醒剤で前科3犯。服役経験あり。
 起訴事実は争わず、知己を得た運送会社社長が出所後も面倒見てくれるとの事で情状酌量を盛り込んでいた。次回判決?
 へぇー、このあんちゃんがシャブ中なのかーと思いつつ法廷を出て受付で昼からの時間を確認していたら、その当人と肩が触れあうほどの至近距離ですれ違った。
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1310-1330 207号 損害賠償請求 判決
 原告、被告双方不在のまま裁判官・書記官と傍聴席の事務員風お姉さんと私の四人で開廷。即判決。
 「主文、原告請求を棄却する。訴訟費用は原告負担とする」だけで内容を読み上げる事なく即終了。なんじゃそりゃ(笑)。
 判決言い渡し直後、傍聴席にいた女性が出ていったところを見ると伝令?
 続けて次の裁判。原告からの連絡で遅刻する、とのことで即休廷。なんじゃそりゃ^2(笑)。
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1330-1430 203号 住居侵入、強制猥褻 審理
 入退廷時、手錠・腰縄付き。
 被害者宅の近隣の前歴ある猥褻犯が、下着泥目的で住居侵入したところ、春休み中の被害女性(女子高生?衝立に隠れて姿は見えず)と鉢合わせ。被告が居直って「黙ってろ」「ヤラセロ」で胸や陰部を触る。隙を見て逃げ出した被害者が近所に駆け込み110番
 衝立内の被害者が直接心証を朗読したが、トラウマになった衝撃の様子の描写を聞き身につまされる。
 起訴事実は争わず情状判断のみだが、大して有利そうな話しは無く、前科もあることから執行猶予無しの有罪か?
 これで結審し、次回判決。
 他の法廷に比べ傍聴人多し。何で? こういった事案は野次馬が増殖するのか?
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1430-1500 208号 建造物損壊、器物損壊 判決
 入廷時、手錠・腰縄付き。
 友人をコケにされたので家の壁と車に黒スプレー落書き。煉瓦で窓ガラスを割り、損害62万強?
 「主文、被告人を懲役1年6月に処する。この判決が確定してから4年間、刑の執行を猶予する。但し保護観察付き、訴訟費用は被告人負担とする。」
 被告人は同僚の若オッサンにソックリで、何でここに居る?と驚く(笑)。
 すぐ前に座っていた両親?が、執行猶予と聞きホッとした様子。閉廷後、待合席で誰かに電話していた。
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1500-1600 100号 児童買春 児童ポルノ他 弁論
 名古屋?在住の被告人(四十過ぎ?)が出会い系サイトで知り合った少女に援助交際。眼鏡式のカメラで撮った動画をHDDに保存していた。相手が15歳だった事から上記罪状名が付いた。
 名古屋からの度々の出廷他で職場にもバレ、解雇されたらしい。身から出た錆か 。
 閉廷後、法廷を出たら当人がそこに居て眼が合った。
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1600-1630 208号 傷害 弁論
 (途中入廷)
 職場の言うことを聞かない後輩に複数で暴行(結構重症?)。被告には傷害他の非行歴複数あり。職場自体が鉄拳が当然みたい、ガテン系?
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1630-1645 100号 住居侵入 窃盗
 (途中入廷)
 余罪複数、今後も追起訴の連続を匂わせ、次回公判日程を決めて終了。
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 2回目の傍聴なので、初回に比べ少しは心に余裕を持って内容を咀嚼できたみたいな気がする。
 回を重ねる毎にもっと詳細な記録が書けて行けそう。しかし数十分のやり取りをメモも取らず、よく記憶だけで後で書き起こせるもんだよな、と自分でも驚いている。それだけ集中してるんだろな。

裁判傍聴メモ vol.001 (火)

★この記録は私的に公開するものであり、引用・転載禁止とする。
★著者は法曹界に身を置いたことが無いド素人のため、使用する語句に誤用のおそれ大。優しくご教示賜れば有難い。
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 朝9時頃裁判所に到着。岡山地裁は公判予定掲示板は無く、受付にある公判予定ファイルを開くことで各法廷の時間を確認するスタイル。
 ファイルのページを繰りながら受付に座っていた女性事務員さんに確認。
 「私、裁判の傍聴って初めてなんですが、お茶のペットボトルやバッグ、ケータイなど持って入って大丈夫ですか」
 「大丈夫ですよ。でも録音・録画は駄目なのでケータイは切るかマナーモードにしてバッグの中に入れてください」
 「はーい」
 そんなに厳重じゃないのね。
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某月某日(火) 岡山地裁
0930-1000 208号 執行猶予取消請求
 入廷時手錠・腰縄付き
 **地裁で執行猶予判決を受けた被告が、満期前に無届けで住所不定(インターネットカフェ等に寝泊まり)になったため、検察側が猶予取消を求めたもの。
 「主文、本件請求を棄却する」
 裁判官の呼び掛けでは、ギリギリの選択とのこと。身を処してきちんと生活するよう説諭されていた。
 私にとっては、本物の法廷・裁判官・検察官・弁護士、及び手錠を掛けられた被告人のフルセットを自分の眼で観たのは生まれて初めてなので、ちょっと(イヤだいぶ?(笑))興奮。
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1000-1020 207号 拘留理由開示請求
 入退廷時手錠・腰縄付き。
 無届けで渡船行為を行った被告が、在宅ではなく拘留された理由の開示請求が弁護側から出された。
  裁判官によると種々の証言や証拠から、証拠隠滅・逃亡の恐れありと判断したとのこと。そのまま拘留継続。
 被告人入廷時、手錠をはめた手首に黒い覆い布が掛けられていたが、退廷する時も同じ覆いが掛けられた。前の法廷では覆い布がなかったけど、その違いが不明。被告人の希望も在るのか知らん?
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1020-1200
 幾つか民事法廷を回るも、何れも中身はなく、次回の日時を決めるやり取りのみ。
 うち一件の損害賠償請求で、裁判官が原告代理人に対し、今までのやり取りを観てこのまま裁判を続ける意味を見出だせないのだが?と問い掛けていたが、弁護士がとにかく原告の怒りが収まらず、被告に一言謝らせたいので続けてもらいたい、との言に裁判官が呆れた顔をしたのが印象に残った。
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1320-1330 100号 窃盗 判決
 入退廷時手錠・腰縄付き
 コンビニでウイスキー2本(¥6,500強?)を万引きした犯人に判決言い渡し。
 「主文、被告人を懲役一年の刑に処す」
 金額は少ないものの、常習かつ売り払って遊興費に充てていた事と、執行猶予中の犯行?などの理由で実刑
 傍聴席百席近くの大きな法廷なので(岡山地裁で一番?)被告人まで遠い。
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1330-1400 206号? 損害賠償請求
 交通事故の賠償事案。各々自分の方が青だ、現場では謝ったのに今になって発言を翻した云々等と言い合っている。途中で抜け出し次の法廷へ。
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1400-1420 201号(広島高裁岡山支部) 離婚請求
 家裁判決を不服とした離婚請求事案の控訴審。3人の裁判官が並ぶ。
 裁判長が原告、被告の双方の弁護士に提出されている請求書と反論書に追加事項がないか尋ね、双方が無いと答えると、次回を判決公判とする旨と日時を決めてあっさり閉廷。
 高裁は新事実が出てこない限り実質審理はあまりされないのだろうな。
 若げな娘3人が傍聴席に座っていたが、関係者かも?
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1420-1600 205号? 損害賠償請求
 さっきと違う法廷で同様の交通事故賠償請求事案の審理。
 本人尋問で原告・被告どちらも証言台に立ったが、どちらも風体怪しい。原告は40前後の元ヤン風女性。被告は40前の半グレ風男性。主観のみで云えば、原告は補償金を当てにしたい意向が見え隠れし、被告はチャラそうなボンボン。
 被告が社用車で出先から帰社中、青信号で発進した被告の車に原告が横から突っ込んだらしい。双方青信号主張。
 '社用車'とのことでカローラ辺りか?と思って聴いていたら、な、なんと、"ポルシェ"!ポ、ポ、ポ、ポルシェが社用車?どんな会社だ(笑)?
 審理はボチボチ進み、ドライブレコーダーの話題の時、ポルシェのそれが肝腎なタイミングの箇所が消えていた、と。他の箇所ではなく都合良く(悪く?)事故の瞬間だけが消えていたンダッテサ?と、突っ込みどころ満載。まぁ事故の瞬間が残っていたら裁判までは行かなかったのかも知れんけどね。
 被告人は過去に追突したりされたり多数の事故歴と違反累積による免停(取消しも有ったかな?)の前歴なども暴露されていたことから、まぁ 運転不適格者とも云えるかもしれんね。
 で、確たる証拠もないまま今回で結審だとか。どんな判決が出ることやら。
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 最後に見た裁判のように続きを知りたいものもあるが、時間が取れる時にしか来れんので各々ぶつ切りになるのは已む無し。完全リタイアしたら毎日通って来るかも(笑)。

その新しい趣味、って何?

 前記事の新趣味は何かと尋ねられ、答えを聞いた人の反応。
 ・「オォ~、それはとても興味あるなぁ(自分もやってみようかな)」約30%
 ・「ヘェ~、まさにアンタらしい発想だ(でも自分はその気はない)」約40%
 ・「ウ~ン、やっぱり自分はイヤかなぁ(よくそんな事思い付くわ)」約30%

 ヒントは「インドア」「平日昼間開催」「ほぼ椅子に座ったまま」「全国の都市の中心部にある」「参加料不要」「駐車料も(少なくとも岡山は〉無料」。さて・・・(笑)
 
 
 
 その答えは……ジャン!『裁判の傍聴』¥(^o^)
 
 …へへへ、そんなに勿体ぶるほどではないんやけどサ(笑)。
 イヤだという人に云わせると、あそこは人の不幸が詰まった場所だから近寄りたくないそうだ。うん、その気持ちは理解できなくはないけど、実際に傍聴人になってみると野次馬根性&知的好奇心を激しく刺激し脳が活性化するのが分かるので、私自身が飽きるまでの当分の間(あるいは自分が傍聴席より内側に入る事態に陥るまで(笑))は続けたいなと思うのサ。

 てなわけで今年6月の初体験以降、全6回分のメモを一気に…イヤ体裁を整えんといけんから順次に、だな(笑)公開していこう。
 公開するに当ってのお約束として、まずは後でややこしくなる事態を避けるため、書誌事項内の月日の特定はせず(ちうても調べればわかるかな?…どうやって調べればいいかは不明(笑))、法廷号数と傍聴開始時刻と事案・事件名のみ記載。裁判中に出てきた地名も隠す。
 また、法律の専門家ではないので出てくる用語が間違っていることもあるかもしれんけど、そこは生暖かくみて欲しいのと、コッソリ教えて貰えれば有難い(^^)。

仮死状態無名ブロガーの悪足掻き!?

 ちょっとした思い付きで始めた新しい趣味(ちうたら語弊が有る?)にまつわる私自身の感想を含む記録メモを、自分のスマホの肥やしにだけしておくのは勿体ない(何がw)なぁ、どっかにアップしようか(何故w)なぁ、とぼんやり思っていた。
 おっ?そういえば、と長年放置(設定画面を見たら開設して5384日らしいので、約15年弱、歳取った感満載のはずぢゃ(笑)&放置してからも5~7年(笑))してたブログが有ったことを思い出し(ちうか存在すら忘れかけてた奴>σ(^^;)今日までボチボチ使い物になるか確認。
 仕様が少々変更になってはいるものの場所が残っていた事と書き込みも問題無さそうなので復活してみることに。…いつまで続くかは…紙の味噌汁ナンヂャソリャ(^^;神のみぞ知る。
 で、そのブログ、最初は各々の特徴を見て使い分けをしちゃろうか、と試用のつもりでここを含め全部で三ヶ所(goo/@niftyはてな)にほぼ同じ内容を書き込んでいたが(ハタ迷惑な奴>σ(^^;)、結局そのままずるずると検証できず(…ちうか大してする気もなく(笑))またもや三ヶ所に同内容を書き込むのだ(^^;。

誕生日外食

 昨日8月6日は広島原爆忌であるとともに、毎年吉例(笑)、カミさんの誕生日であった。

 自分以外の誕生日って、何でもないときには覚えてても、いざその日が来たらすっかり忘れてしまったりするのよね。いや他人だけではなく自分の誕生日もこの歳になると忘れてしまうことがあるくらい(苦笑)。
 でも今年は珍しいことに覚えていた。但し、覚えていただけで具体的に何をプレゼントにするか思いつかなかったんだケド(笑)。

 結局、ナニにしようか、と本人に尋ねると「外食!」とのこと。よっしゃぁ、とばかりにカミさんの仕事の帰りを迎えに行ったその足で都会のほうに車を向ける。
 ドコに行く?何を食べる?と衆議(…二人でも衆議かぁ(笑)?)。先日新しくオープンしたパスタ屋(このパスタ屋はハズレ(苦笑))に行く途中に見かけた「とんかつ」の看板をカミさんが思い出し、久しぶりにトンカツは?賛成!と一決。

 二人とも岡山特産ピーチ豚を使った「ピーチヒレカツ膳(@1,550円也)」を注文。ご飯は「白」「麦飯」「十六穀米」から選ぶ。私は「麦飯」、カミさんは「十六穀米」を選択。タレは二人とも辛口。
 肝心のカツは、衣サクサク、中のヒレ肉はすごく柔らかく、ロースより脂が少ないのにジューシーな感じ。とても美味しい。

 レジで支払いを済ませ、帰り際に今食べたばっかりのお膳の食品サンプルが眼に入り、アッと声を上げた。
 というのも、お膳を運んできたおねいさんから「『ご飯』『お吸い物』『お漬け物』『キャベツ』はお代わり自由なのでお申し付けください」と言われたものの、目の前のお膳には漬け物が載ってないのになぁ、と瞬間思い、更に食事も終わりかけてご飯が二口くらい残り、二人とも漬け物があればいいのにね、と話していたからだ。
 で、その名残惜しく思った「お漬け物」が目の前の食品サンプルの「ご飯」の横に鎮座ましましているではないか(笑)! 早速カミさんが戻って漬け物載ってなかったよと言上。もちろんクレーマーでは無いので引き換えに何かを要求することは無く(笑)、おねいさんの「シマッタ!」顔を眺めながら店を後にする。

 残った「ご飯」には「漬け物」が必須である年配者にとってはそれだけが惜しかったが、総じて合格点。リピートしても良いけど、通常の通り道から外れていてワザワザ出かけなきゃいけない場所なので、また来れるかなぁ…あ、200円サービス券2枚を貰ったから一度は必ず足を運ぶだろうなぁ(笑)。

お久しブリの子はハマチ

 なんと3年になるのねホッたらかしにしたままで(-o-)y-~~。

 取り敢えず先日twitterにポストした4件のツブヤキをリメイクして載っけようかと思い立ち、まとめて体裁を整えてちょっと補足を…と書き始めたが運のつき、ちょっとどころか補足の方が長くなっちまったぃ(笑)。

 言いたいことを簡潔に伝える技術に長けてない、私みたいなダラダラ物書きにはブログの方が良いに決まっている。
 とはいえ瞬間的なツブヤキ・記録にはtwitterの方がいいような気がして、その場でケータイを取り出してテンキーでポチポチ打ち込みを試みるものの、フルキーボードで入力することしか身に付けていない頭と指先が固いオッサンにとって、その行為が何とももどかしくイライラしっぱなし。結局つぶやけないまま、ま、いいかぁ、で終わってしまうのよね。

 スマートフォンを手に入れればテンキー入力の呪縛から開放される?かもしれんけどなぁ。

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 で、ブログの話に戻して、過去数年どこのブログがしっくり来るか試しちゃれ、と全く同じ記事を「goo」「@nifty」「はてな」「blogger」の4箇所に登録してたけど(ハタ迷惑なやっちゃσ(^^;)、「blogger」だけは外したものの、後の3箇所はそれぞれ一長一短、いまだに決めかねているのでなんとなくダラダラと同じ行動をしてしまう。

 あ、私の長所に「優柔不断」ちう4文字を載せるのを忘れてた…長所かそれσ(^^;。



↓てなわけで、久しぶりに拵えたメッセージがこれ↓

もみあげ?眉の下?…剃るの?剃らないの?

 床屋(…この呼称はその昔、放送禁止用語に分類されたこともあったらしい。今は「散髪屋」?「理髪店」?「理容店(室)」?、それとも「バーバーショップ」(笑)?)で、作業開始後必ず聞かれる2つの質問フレーズ。

 ・曰く「もみあげはどうしますか?」
 ・曰く「眉の下、剃りますか?」

 「もみあげはどうしますか?」に対しては「フツー」と毎回答えているが、「フツー」って何?
 …聞いてみた。普通以外は一昔前に流行ったテクノカット(情報が古いなぁ)を指しているのかと思いきや、剃らずに伸ばしっ放しにすることだって。最近は剃らない勢力が台頭し、そのうち「フツー」が逆転して剃ってくれなくなるかも?

 「眉の下剃ります?」に対しては「ソッテ」と毎回答えているが、剃らない理由って何?
 …聞いてみた。剃らない人が3〜4割程度居るらしい。ナゼ?と問うと「私らにも分かりません。自然にしときたいんじゃ?」…って、散髪に来て眉の下だけ自然に?ワケわかめェ〜(笑)。


 で、最後に「こんな質問するヒト、時々居る?」と問うと、「そうですねぇ〜月に一人ぐらい居るかなぁ」…って、そんなに居るんか〜(笑)。ちょっと残念(^^;。

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 生まれてこの方、一度もパーマネント屋(言い回し古い(笑)?…美容院(室)か)にて髪を触ってもらったことが無い。
 なんとなれば、小生のご幼少の砌(笑)、お使いで行ったことがある近所のパーマネント屋で、ドアを開けたとたんに匂った(…いや、私にとっては「臭った」だな)パーマ液?のニオイに、瞬間吐き気を覚えてエヅいた経験がトラウマになっているのだ。

 昨今のパーマネント屋(美容院(室))の店内臭の状況は不明だが、「パーマ屋」「美容院(室)」と聞くだけであの臭気が脳裏を駆け巡って鼻先まで達成し、足を踏み入れることに躊躇せざるを得ないのだ。

 更に小生がパーマネント屋(美容院(室))を敬遠する理由として、剃刀(カミソリ)を肌に当てるという行為が理容師にしか与えられてなかった事もある。
 いわゆる髭剃りを含めた顔面全体にわたる顔剃り・襟足の剃刀当て、耳朶全体に対する芸術的ともいえる剃刀の当て動作など、それを経験したことが無い婦女子の方々には想像が付き難いかもしれないが、あの刃先を肌に当てられる瞬間の緊張感、それに続く得も云われぬ恍惚感を経験することが出来ないであろう美容院(室)のドアを開ける気にはならず、同じ料金を払うのなら散髪屋へ、と足を向けるのである。

 多分これから先も特段の事情が発生しない限り、人生終焉の日が来るまで美容院(室)には足を踏み入れることは無いだろう。

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 …な〜んちゃって、どっかの懐古主義に毒されたコラムニストがほざきそうな言い回しになってしまったが、ナニ、云いたいことはあのニオイの呪縛とカミソリを顔や襟足に当てる禁忌さえ無ければ、別に理容室だろうが美容室だろうがこだわりは無いって事ね。

 …で、「理容」「美容」をヒマに明かせてちょっと検索してみたら、理容室でパーマネントウェーブ加工は一般的になってきたし、美容室でのカミソリ使いも徐々に解禁になっている、ていうかぁ、「理」と「美」の垣根を取り払うべく進めている人たち?団体?ががんばっているんだってさ。

 そういう状況なら、美容室でカットして顔剃りしている私の姿を観る日も近い…カナ(笑)?